院長挨拶
2021年11月1日、前院長小田島貴美先生のご厚意を頂きまして、「小田島眼科クリニック」を継承させて頂きました。
更に2022年5月23日には上町駅すぐのオオゼキビル3階に「世田谷あもう眼科クリニック」を移転開業とさせて頂く事が出来ました。
継承して初めて神奈川県外に出て来る事になりまして、都内は複雑なので中々土地勘も乏くちぐはくな日々でもありますが、少しずつ慣れ親しんで行きたいと思っております。
継承後もこれまでの小田島先生と同じように暖かい医療をご提供させて頂く事を心がけております。
また、移転後はビルオーナー様や薬局様のご厚意も頂きまして手術室を設置させて頂く事が出来ました。これまでの経験を活かしまして日帰り白内障手術等をさせて頂く事も出来るようになりまして、大変感謝させて頂いております。
今後は更に慎重、正確で丁寧な医療を提供出来ますよう、スタッフ一同頑張って従事させて頂きたいと思っております。
今後とも世田谷あもう眼科クリニックをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
世田谷あもう眼科クリニック 院長
天羽 崇
略歴
2002年 | 東海大学医学部卒業 |
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2002年 | 初期研修医 東海大学医学部付属病院勤務 |
2004年 | 東海大学医学部附属病院 小児科勤務 東海大学医学部小児科入局 |
2006年 | 東海大学医学部付属病院 眼科勤務 東海大学医学部眼科入局 |
2014年 | さくらクリニック勤務 眼科(横浜市) |
2015年 | さくらクリニック 院長就任 |
2021年 | 小田島眼科クリニック継承開院 |
資格
- 日本眼科学会専門医
- 身体障害者福祉法第15条指定医
- 眼科PDT(光線力学療法)認定医
医院概要
医院名 | 世田谷あもう眼科クリニック |
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診療科 | 眼科・小児科・白内障日帰り手術 |
住所 | 東京都世田谷区世田谷2丁目3-6 オオゼキビル3階 |
電話番号 | 03-5799-3399 |
診療時間表
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:30~12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ― |
15:00~18:00 | ● | ● | ― | ● | ● | ■ | ― |
■:14:00~16:30
休診日:日曜・祝祭日
※当院では、診療時間開始と共に、入り口扉開錠とさせて頂いております。診療を行う為の準備が必要となっておりますので、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
※眼底検査を詳しく行う為に、点眼薬を使用しまして散瞳検査(瞳孔を広げる検査)を行う場合は、4、5時間、眩しさが継続してしまいます。
その為、お車の運転など控えて頂く必要がございます。お仕事などご予定が無いご都合の良い日時に、ご受診をお願い申し上げます。
※終了時間につきましては、検査にはお時間がかかる事がございますので、診察終了時間の30分前にご受診をお願い申し上げます。
出来るだけお時間に余裕を持ってご受診をお願い申し上げます。
もし、お時間が診察終了間際になるようでしたら、あらかじめお電話にてご相談をお願い申し上げます。
アクセス
東京都世田谷区世田谷2丁目3-6 オオゼキビル3階
- 東急世田谷線「上町駅」より徒歩1分
医院紹介
設備紹介
手術機器・レーザー
手術機器: センチュリオン
最新の白内障手術機器です。切開創が非常に小さく安全で効率的に手術を終えることができるので、患者様の負担を大幅に軽減できます。水晶体を短時間で砕き、吸引することができ、術中の眼内圧の変動を抑えて合併症のリスクを軽減することが可能となっております。
眼科手術用顕微鏡: Proveo_8
眼科手術において、安定した視野が確保されることは、よりよい治療を提供する為にとても重要です。当院で使用している手術用顕微鏡は、独自のCoAx4 照明を用いて、水晶体吸引時にも安定したレッドリフレックス(徹照)と高解像度で焦点深度の深い画像を得ることができます。
イメージガイドシステム: VERION
「VERION」は、患者様の目の形を解析し、最適な手術計画を立案するための検査機器です。白内障手術に用いる他の機器とデータを連動することができ、白内障手術における再現性の向上や、正確な切開創の作成、眼内レンズの正確な軸合わせが可能となることで、乱視矯正眼内レンズや遠近両用眼内レンズの正確な中心固定も可能になります。VERION の術中イメージガイドシステムを用いることで、より精度の高い手術を実現することができます。
レーザー手術機器: VISULAS YAGⅢ
従来までは網膜のレーザー治療に用いるカラーレーザーと後発白内障に用いるYAGレーザーはそれぞれ独立していましたが、これらのレーザーが一体化した最新のレーザー手術機器になります。
検査機器
前眼部OCT: CASIA2(カシア2)
前眼部のOCT です。眼球に触れることなく角膜から水晶体後面までを3次元での撮影を行うことができる最新式の検査装置となります。
これにより、緑内障の隅角所見や術後の所見、白内障患者様に対する眼内レンズの選定の際などに有用です。
光学式眼軸長測定器: ARGOS
ARGOSは眼軸長などを計測できる生体計測装置です。強い白内障であっても、正確な眼軸長を測定することができるのが特徴です。術中ガイドシステムが搭載されているVERIONと統合することで、手術顕微鏡の視野の中に術前に計画した角膜切開位置や前嚢切開位置、乱視軸などを投影することができます。このような術中ガイドシステムの導入により、精度の高い手術が可能となります。
角膜内皮細胞撮影装置: CellChek 20-1
角膜の内側にある細胞の形状を撮影し、解析する装置となります。角膜の疾患を診断する為にも有用な装置となります。より容易に撮影、解析、出力ができ、スピーディーな検査ができます。まばたきやまつ毛の影響で撮影ができなかった際も、自動的にリトライし、撮影エラーを減少できる為、精度の高い検査を患者様の負担が少なく行うことができます。
3次元眼底像撮影装: Maestro_1
OCTと無散瞳眼底カメラを融合した3次元眼底像撮影装置です。これまで、網膜の疾患は、網膜の断層画像を平面に撮影することで診断を行っておりましたが、この機器では、カラー眼底カメラ撮影装置も内蔵し、立体で撮影を行うことで網膜の病変部位をより正確に確認し、正確な診断につなげることが可能となります。
静的視野検査計:
Humphrey Field Analyzer 3
主に中心部の視野を測定する検査機器です。緑内障などの早期発見、進行具合を検査することができます。様々な位置に明るさの違う光が出るので、光が見えたらブブザーを押し知らせていただきます。光が出る場所は変わらないため「静的視野検査」と言います。
ゴールドマン視野計(動的視野検査計): MT325-main
視野検査の基礎となるペリメーターになります。緑内障や様々な視野異常の検出を行うことが可能です。ゴールドマン視野計は測定範囲が広いので、脳梗塞の患者様や静的視野検査が困難な御高齢の患者様や、強度の視野狭窄の患者様にも対応が可能となっています。
レンズメーター: TL7000
眼鏡のレンズ度数を自動で測定します。レンズを乗せて位置を合わせることで、自動的に測定が可能です。遠近両用レンズやコンタクトレンズの測定も可能です。
オートケラトレフラクトトノメーター:TRK2P
他覚的屈折検査、角膜形状解析、眼圧測定、角膜厚測定機能が1台に集約された検査機器となります。屈折検査や眼圧検査をよりスムーズに正確に測定することが可能です。
スポットビジョンスクリーナー
スポットビジョンスクリーナーとは、6ヵ月以降の乳幼児から対象となり、屈折異常(近視、遠視、乱視)、斜視を迅速に検査することができます。直接目に触れることなく、1メートルの距離から両目同時に測定することができます。
設備
クラスB滅菌器:エヴリーブ
当院では「クラスB」のプレ・ポストバキューム式の高圧蒸気滅菌器「エヴリーブ」を導入しております。
「クラスB」の高圧蒸気滅菌器とは、世界で最も厳しいとされる「ヨーロッパ規格:EN13060」で【全ての形状の被滅菌物を安全に滅菌することができる】とされている最高水準の滅菌器です。
ヨーロッパ規格:EN13060
手術や処置、検査などで血液や体液と接触する可能性のある器具には、様々な形状のものがありますが、それぞれの形や材質に適した方法で滅菌を行う必要があります。
「ヨーロッパ規格:EN13060」では、クリニックや歯科クリニック、動物病院などで使用される小型高圧蒸気滅菌器の性能とそれに付随する試験方法が規定されており、滅菌レベルが「クラスB」・「クラスS」・「クラスN」という3種類に分類されています。
滅菌のレベルは、N→S→Bの順に高くなり、その中で、唯一「クラスB」だけが【全ての形状の被滅菌物(固形、中空物、多孔体、一重包装、二重包装)を滅菌できる】とされています。
クラスの違い
○ クラスB (エヴリーブ)
滅菌前に3回以上のバキューム工程及び乾燥時にも真空引きを行うプレポストバキューム方式
○ クラスC
滅菌前に1回の真空工程及び乾燥時にも真空状態を作るプレ・ポストバキューム方式
○ クラスN (従来のオートクレープ)
蒸気と空気の重量の違いを利用して空気除去を行う重力置換方式
真空工程はない。
プレ・ポストバキュームとは
滅菌器内を真空状態にすることで、細部まで確実に滅菌することができます。
高圧蒸気滅菌の場合、完全な滅菌の為には、被滅菌物と蒸気が触れる事が重要です。真空状態を作り出すことで被滅菌物と蒸気の間に残留空気がなくなるため、より精度の高い滅菌を行うことができます。
―プレ・バキュームとは
滅菌の前にバキュームと蒸気の注入により、残留空気を除去し真空状態を作ります。その為、確実に高温の蒸気が浸透し完全滅菌が可能となります。
―ポストバキュームとは
乾燥工程の際に真空状態にすることで、乾燥時のチャンバー内の気圧が下がり、水分の蒸発する沸点を低くします。
その為、より低温で効率よく乾燥することができます。また、低温で乾燥するため、被滅菌物へのダメージも少なくなります。
高速滅菌器:Statim5000 G4
高圧蒸気滅菌器「Statim5000 G4」は、最速9分でスピード滅菌を行うことができます。手術中に器具などを緊急で必要となった場合や、術式の変更で追加で機器が必要となった場合にも最短9分で滅菌し、使用することができます。